今週の定休日は、タワーズ12階 キハチで勉強会でした。
キハチのレシピで料理を研究していた時期があったので
今回の食事会を心待ちにしていました。
店内です。奥が厨房になっています。
無国籍、旬感料理がコンセプト。どんな料理が出てくるのでしょう。

前菜はズワイガニとアボガドのサラダ
寒ブリと柚子大根、フォワグラのフラン。

手前左、カニと柑橘系は定番、アボガドにオーロラソースとトビコのサラダ。
スタンダードな感じです。
右が寒ブリと柚子大根。赤いのはビーツです。
奥、フォワグラのフラン。温菜があると温度差が楽しめて嬉しいものです。
次は貝のサラダ。
ミル貝、ホッキ貝など色々な貝が楽しめました
シエスタでも使用している新種の葉菜
カステロブランコもありました。

さっぱりと粒マスタードのドレッシングで頂きます。
次はブルターニュ産オマール海老。
フランスの北西部ブルターニュのオマールは希少価値が高く
北米産の4〜5倍の高値で取引されます。
茹でる前は青い甲羅に覆われていますが
茹でると赤くなります。

写真ではお伝えできませんが、お皿が運ばれてくると同時に
スパイスの香りが漂います。
一口食べると、香りの印象とは逆に
寒中人参の優しい甘味と
繊細に火入れされたエビがとても優しく感じました。
特に爪肉が絶妙でした。
フレッシュオマールでしたのでエビ味噌も本当に甘く
美味しく頂きました。
金目鯛と白菜 蕗のとう風味の白味噌 ブールブランソース

キンメの質がイマイチでした。
全然フンワリしていません。
ソースもイマイチ。
箸休め的な存在でしょか。
牛ロース肉と生雲丹のグラタン

牛肉と雲丹を合わせる発想に驚きました。
初めての取合せで勉強になりました。
ペリグーソースはフォワグラと頂くのがベストです。
苺のロマノフ風、黒トリュフのアイス添え

もっとグランマニエが効いていたら良かったですが。
フルーツのマリネ、2種類のソルベと共に

ショコラムースのクレープ包み

オレンジ風味のシブスト グランマニエのアイスクリーム

沢山吸収させて頂きました。
アイデアも沢山、湧いてきました。
お客様に喜んで頂ける料理ができそうです。